JCBがプラチナカードの画像を商標出願したことで、JCBオリジナルシリーズにプラチナカードが加わるのではないかと噂されています。
JCBプラチナカードの誕生か?
JCBのプラチナカードは、提携カードではJAL JCBプラチナカードが、法人カードではJCBプラチナカードがありますが、これまでJCBオリジナルシリーズとしてのプラチナカードはありませんでした。
しかし、JCBがプラチナカードの画像を商標出願したため、プラチナカードが発行されるのではないかと言われています。実際に特許情報プラットフォームで確認してみると、確かに今年の8月に出願されています。
ブラックの券面がなかなかカッコいいです。JCB THE CLASS(JCBザ・クラス)の券面もブラックですが、JCBザ・クラスの文字がゴールドなのに対してこちらはシルバーのようです。
JCBプラチナカードの登場でJCB THE CLASS(JCBザ・クラス)は本当のブラックカードになるのか
現在、JCBオリジナルシリーズのラインナップは以下のようになっています。
- JCBザ・クラス
- JCBゴールド・ザ・プレミア
- JCBゴールドカード
- JCB一般カード
JCBプラチナカードの位置付けとしてはJCBザ・クラスとJCBゴールド・ザプレミアの間になるのではないかという意見が多いようです。
ところで、オリジナルシリーズの最上位に位置しているJCB ザ・クラスですが、このカードはプラチナカードなのかブラックカードなのか意見が分かれるところです。ただ、今回もしJCBプラチナカードが発行されるのであればJCBザ・クラスと明確な棲み分けが行われると思います。そうするとおそらくJCBザ・クラスが名実ともにブラックカードとみなされるようブランディングされていくのでしょう。
JCBザ・クラスへの突撃ができなくなった
JCBゴールド以上のカード、つまりJCBゴールド・ザ・プレミアとJCBザ・クラスについてはインビテーション(招待)制となっており、本来は利用者からの申込による取得はできないことになっています。
しかし実際には、インビテーションを待たずしても電話でJCBにコンタクトを取って申込書を送ってもらう”突撃”と呼ばれる方法でカードを取得することもできました。僕がJCBザ・クラスを取得したのも突撃による方法です。
ですが最近になってこの突撃による取得はできなくなっています。申込書を貰おうとJCBに電話をしても断られるのだそうです。
これからは本来の流れにJBCプラチナカードが加わり、JCBゴールドから始まって年々とクレヒスを磨いていくことによりJCBゴールド・ザ・プレミア→JCBプラチナカード→JCBザ・クラスとインビテーションされていく流れになるのかもしれません。そうなるとJCBザ・クラス取得までの道のりは随分と長くなり取得の難易度も上がりそうですが、その分JCBザ・クラスは希少性の高いカードとなります。
年会費もアップする?
また、54,000円(税抜)という何とも微妙な金額に設定された年会費もJCBザ・クラスがブラックカードかプラチナカードかで意見が分かれる理由のひとつかと思います。JCBザ・クラスのブランド価値を高めるために年会費の値上げも十分に考えられます。ブラックカードの代表格ともいえるアメックスセンチュリオンの35万円とまでは言いませんが、ダイナースプレミアムやアメックスプラチナの13万円に近い金額に値上がりするかもしれません。
仮に10万円ほどまで値上がりするのであれば、そのぶん特典も充実させてもらえるとありがたいところです。JCBザ・クラスを持つだけでANAとJALの上級会員になれたりとか。
実際のところどうなるのかまったくわかりませんが、いずれにせよJCBの今後の戦略が見ものではあります。