2017年10月からLCCのバニラエアが宮古島諸島の下地島にある下地島空港で操縦士訓練を開始するそうです。
下地島での操縦士訓練
バニラエアが今年の10月から宮古島諸島の下地島にある下地島空港で、同社のエアバスA320の操縦士訓練を開始することを発表しました。
これまでバニラエアはセントレアなどで実機飛行を行っていましたが、下地島空港で行うことによって実機飛行の日程や時間帯を高い自由度で設定でき、訓練期間の短縮が見込めるのだそうです。
下地島空港は1979年に開港して国内唯一の民間ジェット機の訓練空港として利用されてきました。1994年までは定期便の乗り入れもありました。この下地島空港でANAやJALも操縦士訓練を行っていましたが、JALは2011年、ANAは2013年に撤退してしまいました。2014年以降は海上保安庁や琉球エアコミューター（RAC）が訓練に利用しています。
下地島空港での操縦士訓練は、飛行機が滑走路に接地してすぐに上昇する、いわゆるタッチアンドゴーなどを間近で見ることができるということで人気スポットになっています。以前はタッチアンドゴーの日程が公開されていたように記憶していますが、残念ながら現在は公開されていないようです。タッチアンドゴーが見れなかったとしても、下地島はきれいなビーチもあるし、隣の伊良部島も楽しめます！
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下地島へのアクセス
タッチアンドゴーが行われる下地島空港は、伊良部島の隣にある下地島で行われています。2015年に宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋が開通したため、宮古島から下地島へはレンタカーを借りて行くのが一番良いと思います。僕が下地島へ行ったときはまだ伊良部大橋が開通していなかったので、レンタカーをフェリーに載せて伊良部島に向かった記憶があります。
伊良部大橋といえば、先日も伊良部大橋でプロポーズした男性がふざけて欄干を越えて外側の縁に立ち、誤って海に落ちて亡くなってしまうという色んな意味で悲しい事故があったばかりです。それだけでなく、伊良部大橋はインスタ映えするスポットとして定着しており、インスタにアップするための写真を撮ろうと多くの観光客が押し寄せており、マナーの悪化が問題となっているそうです。
タッチアンドゴーを見に行くときに限りませんが、マナーを守って地元の人をはじめ周りに迷惑をかけないように観光を楽しみたいものです。
